あなたはどんな時に株が割安だと思いますか?今回は私の失敗談第2弾ということで、私が過去にしでかした高値掴みについて書いてきます。
株の高値つかみ! PERとのカンケイ!
私がファインデックスに投資を開始したのは2015年頃。そのころのファインデックスの決算内容を見てみると…
おお! 前年比20%以上増!!純利益率も20%を超えている!! この純利益率は、 他にあまり競合がいないからこんなに高いんだ !これは優れたビジネスだぞ!と思って買いました。
その頃のファインデックスの株価は…1790円くらい!…それから6年以上経った2021年7月の段階でも、 その高値を越えられていません 。。。
それもそのはず。私が買った時の PER を見てみると、 なんと107倍! その年の 純利益を107年出さないと、その会社は買えない金額でした。 本当私は何を考えていたんでしょうか。。。
当時私は、
- 純利益率が高い会社
- なおかつ、直近高値から下がっている会社
を買えば、バフェットのように大金持ちになれると思っていたのです!!
失敗談から学ぶ、 株価とPER
当時の私の思考回路を以下に書きます。
- ①だって、純利益率が高いってことは、 競合がいないってことじゃん?じゃあその会社安泰じゃん!
- ②直近の高値から30%以上下がっている! 割安じゃん!
上記の項目は、判断材料の一つになり得ます。ただし、それだけでは、割安な企業なんて買えません!!なんなら上記①の条件を満たしているような企業は、 大抵市場から高い評価を受けており、 すでに 割高になっていることが多いのです!!
そして②の直近高値からの下落、これ、それだけでは、 何の意味も持ちません!
大事なことなのでもう1回いいます。 ただ株価が 大幅に下落しただけ では、割安になったかどうかなんてわかりません!
前に記事にした、「株価の変動は企業の持つ価値とは関係ない!」ということを私はわかっていなかった…
この株価の下落はおそらく、
企業の成長への期待>>企業の実際の成長力
という状態であり、 株価は期待をかなり織り込んだ状態だった =PER100倍を超える状態だった のです!それを投資初心者の私は全く理解してなかった。
100倍を超える PER(期待)を維持できる企業は稀です。
PER =100倍以上の企業はたとえ前年比で売上が20%増加しても、投資家がそれ以上を期待しているので、 株価が暴落することも多いです(経験談)
当然、例外もあります。投資家の期待に応え続けて、 毎年40%増益とかバンバン利益を出してくる会社。 利益が上がらなくても、 風呂敷をバンバン広げて夢を見させてくれる企業 。でもそれを発掘するのは極めて難しい。 そして、いつの日か裏切られます。永遠に成長できる企業なんてないから。
だから、PERが100倍とか言うめちゃめちゃ高い企業は、
投資というより、ばくちです
私にとっては、ね。
機関投資家がいつ資金を引き上げるかわかりません。投資している投資家達がいつ失望するか分かりません。たとえ成長を続けていても認められなければ株価は暴落します…
まとめ!
今回の失敗をまとめると。
- PER が高すぎる企業は買うな!
- 純利益率が高いからという理由だけで買うな!
- 直近の高値から大幅に下落している理由だけで買うな!
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